あなたのことは絶対に好きになれない!
「そ、そう言えば朝比奈さんは、オウスケくんのことが気になって窓口まで来たのかな?」
気恥ずかしさから逃れるため、そう話を逸らすと。
「ん? ああ、そうだろうな。LINEのIDとかしつこく聞かれたし」
やっぱりそうだったんだ……。
あんなに綺麗な人がオウスケくんにアプローチしてるんだって思うと何だか胸がザワザワする……。
でも一つ気になるのは。
「合コンの時、あんなに辛辣なこと言われたのに、アプローチしてくるの?」
そう。あの日オウスケくんは朝比奈さんに、『性格ブス』とまで言ったのだ。
それなのに、どうしてアプローチを……という点は、どうしても気になるところではある。
すると彼は。
「世の中には、ドMという人種がいるんだよ」
「ドM……」
「そういう人は、酷いこと言われるとキュンとする訳」
な、なるほど……?
要は、意地悪されるのが嬉しいってこと?
私には分からないけど、現にオウスケくんがドSだから、その逆の人がいてもおかしくはないか……。
気恥ずかしさから逃れるため、そう話を逸らすと。
「ん? ああ、そうだろうな。LINEのIDとかしつこく聞かれたし」
やっぱりそうだったんだ……。
あんなに綺麗な人がオウスケくんにアプローチしてるんだって思うと何だか胸がザワザワする……。
でも一つ気になるのは。
「合コンの時、あんなに辛辣なこと言われたのに、アプローチしてくるの?」
そう。あの日オウスケくんは朝比奈さんに、『性格ブス』とまで言ったのだ。
それなのに、どうしてアプローチを……という点は、どうしても気になるところではある。
すると彼は。
「世の中には、ドMという人種がいるんだよ」
「ドM……」
「そういう人は、酷いこと言われるとキュンとする訳」
な、なるほど……?
要は、意地悪されるのが嬉しいってこと?
私には分からないけど、現にオウスケくんがドSだから、その逆の人がいてもおかしくはないか……。