私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

冬はスキーの授業があり 全く歩けない訳じゃないので参加しない事も できなかった

スキー場に行って 歩いて坂を登り そこから下まで滑ったり リフトに乗って滑らなくてはならなかった

病気になる前はスキーをするのが好きで 得意な事だった

今度は 右手 右足だけを 頼って滑るしかなかった

それは大変な事で左足にも頑張ってもらわないと上手くできない

左足はいうことを聞いてくれなく 足を八の字にするだけなのに それすらもできず すぐに転んでしまう

これがやっかいなもので 一度転ぶと 手助けなしでは 立つことが出来ない

その時 私と一緒にいた先生は大変だったと思うし スキーの上手な先生だったので 他の 普通の生徒と一緒に滑っていたらもっと楽だったと思うし もっと楽しかったんじゃないかと感じていた

体的にも 精神的にもとても辛かった

私はよく転んでいたし 片手片足でリフトに乗り 降りるのも不安で 怖く いつもどうしようどうしよう と思いながら リフトに乗っていた

山の上まで行き上から見た坂があまりにも急ですごく怖かった

滑れていた時は こんなに怖いと思った事がなかった
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