私の物語(仮) ~ 生きてる意味知る為に~学生編

マラソン大会も同様 参加しない訳にはいかなかった

皆が走っているからか走らないまでも歩いた

当たり前に一人だけ特別扱いなどなかった

皆が走っているのに 私だけ置いていかれ悲しかった

遠足は 歩く事が多く 山登りもあった

登りづらい道で皆について行けず 一人の先生と歩いた

死ぬ気で登るしかなかった

学芸会では ちょっとした劇だったけれど 人数が少ないので大役やセリフは多い

それだけでも緊張した

演奏したり 歌を歌ったり 係が当たっていると 司会をし 皆の前で挨拶をしなくてはいけなかった

すごく嫌だった

それだけで手首 足首は曲がり 私の意志とは関係なく力が入り 気になってしょうがなかった

同時に恥ずかしかった

人前で何かをするのが 今まで以上に苦手になってしまい 何かある度に 何か月前や何週間前から嫌なドキドキ感と憂鬱を感じていた



< 18 / 96 >

この作品をシェア

pagetop