鬼社長の魅惑のボイス。

私達は、そのまま愛し合った。

それから数日が過ぎていく。
社長は、それ以外に服や他の物をどんどん
買い足すので、いつの間にか部屋が私の
私物で増えていく。
もう同棲状態になっていた。

帰らず気はないらしい。
 
他にも会社の他に声優としての仕事を
色々見せてくれた。

社長は、凄い。

あんな多忙で責任がある社長の仕事をこなしながら
夜は、声優の仕事も頑張っている。
愚痴も言わずにストイックだ。

私は、社長に惹かれていく。

でも、気持ちが分からないため
不安にもなっていた。
私は、社長の何だろう?

恋人だと思われていたらいいのに……。

そんなある日。
車の中で次の打ち合わせをしていたら
何だか社長の顔色が悪そうに見えた。

「大丈夫ですか?
何だか顔色が悪そうですよ?」

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