鬼社長の魅惑のボイス。

私は、涙を流しながら感動する。

社長のこの事を私に伝えたくて
YouTubeを観ろと言ったのだろう。

恥とかバレるのを恐れてとか
そんなことは、まったく関係なく自分の
気持ちを伝えたくて……。

私は、ノートパソコンを閉じると
急いで着替えて外に飛び出した。

向かった先は、会社。
社長に会いに……。

反対されようが
誰に何と言われようが、どうでもいい。
社長に会いたい!!

社長の言葉が私を突き動かされる。

会社まで行くと周りを振り切って
社長室に向かった。
するとドア越しから声が聞こえてきた。

「これは、どう言うことですか!?
自分から声優だと名乗りYouTubeで世間に
晒すなんて……。
こんなの須藤グループの信用問題に関わります」
三浦さんから怒鳴られていた。

ビクッ!!

自分のせいでもあるため
一瞬ビクつく。

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