二人だけの秘密
「いいよ」
「未来さん、ありがとう」
美希さんは嬉しそうに白いうさぎのぬいぐるみを、カゴの中に入れた。
「いいよ。デートしてくれてるお礼だから」
白いうさぎのぬいぐるみは五千八百円という決して安い値段ではなかったが、美希さんが笑って喜んでくれるのならそんなことは僕にはどうでもよかった。
「このピンクのクマもかわいいんで、いいですか?」
美希さんは両手で大事にピンクのクマのぬいぐるみをつかんで、僕に頼むように見せている。
ピンク色のクマのぬいぐるみの頭を、美希さんがペコリペコリと下げている姿が、かわいく見えて仕方がなかった。
「もちろん、いいに決まってるじゃないか」
彼女の弾けるような笑顔が見たくて、僕は美希さんの気持ちを最優先に考える。
「本当に、ありがとう。未来さん」
美希さんは弾けるような笑顔で、僕にお礼を言った。そして白いうさぎのぬいぐるみと同様に、ピンク色のクマもカゴの中に入れた。
「…………」
今まで彼女なんかいなかった僕は、この時間がとても幸せに感じる。
「未来さん、ありがとう」
美希さんは嬉しそうに白いうさぎのぬいぐるみを、カゴの中に入れた。
「いいよ。デートしてくれてるお礼だから」
白いうさぎのぬいぐるみは五千八百円という決して安い値段ではなかったが、美希さんが笑って喜んでくれるのならそんなことは僕にはどうでもよかった。
「このピンクのクマもかわいいんで、いいですか?」
美希さんは両手で大事にピンクのクマのぬいぐるみをつかんで、僕に頼むように見せている。
ピンク色のクマのぬいぐるみの頭を、美希さんがペコリペコリと下げている姿が、かわいく見えて仕方がなかった。
「もちろん、いいに決まってるじゃないか」
彼女の弾けるような笑顔が見たくて、僕は美希さんの気持ちを最優先に考える。
「本当に、ありがとう。未来さん」
美希さんは弾けるような笑顔で、僕にお礼を言った。そして白いうさぎのぬいぐるみと同様に、ピンク色のクマもカゴの中に入れた。
「…………」
今まで彼女なんかいなかった僕は、この時間がとても幸せに感じる。