タイトル未決定
それからは私たち3人でお話しながらバスが学校につくのを待った



涼歌「そういえばさ、そろそろじゃない?遼くんの…」



ああ、命日ね。



楓恋「そうだね。1度あそこに戻らないとね…」



戻りたくないといえば嘘になる。



あそこには両親やあの人がいるから…




でも…あそこに戻る勇気が未だに持てない




涼歌「大丈夫よ、大丈夫、大丈夫」



そんな私の心情を読み取ったのかひたすらに大丈夫と繰り返してくれる涼歌は本当にありがたい存在なのだと思う



その反面大事なことを隠してる罪悪感が生まれてきた。
< 17 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop