君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー


「………ッ!!!」

その見出しを見た途端、優葉はあまりの衝撃で手から携帯を床に滑り落とした。 


ーーーなぜ、晴夏はこんなにも楽しそうにメッセージを送ってきた?


(それも………だけど)


(だけどーーー………)


ーーー"普通でない恋の詳細とは!!"


「………で、ない」


「優葉! っ、ねぇ! どうしたの、優葉っ………!!」

小春は顔色を悪くして、何かを呟いた優葉に嫌な予感がし、彼女の肩を揺さぶった。



「私たちの関係は………、 普通じゃないの………?」


ーーーイトコだから? 

ーーー血が、似通っているから………?

ーーーその血は、繋がりがあるから………? 

「やっぱり………、晴、夏………だけじゃない………」

「優葉………っ」

「晴夏だけが………、私たちの関係を否定する訳じゃないっ………」

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