君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー
その三つの事態が解決しなければ、暗闇の中を彷徨い続けるだろう。
優葉は、そのような予感を拭えなかった。
「三つ………。 それは、何?」
「一つは………、これなの」
そう言い優葉はある画面とともに、自身のスマートフォンを和泉に差し出した。
「これは?」
「私の大切な友達………から、今日届いたメッセージなの」
「読んでいい?」
「うん………」
和泉は、そのやりとりーーー晴夏が優葉に先ほど送ったラインを読んだ。
「この晴夏って………あの人だよね? 入学式の時に先生といた」
「うん………。 私は、中学の頃、他のクラスメートとうまくいってなかったの。けれど、晴夏は………仲よくしてくれて。 だから、ずっと大切な友達だった。
でも、今回わざわざ記事を送ってきて、どんな気持ち?って笑いの文字をつけて聞くなんて………。
晴夏は、元々冗談をよく言う子だし、今回もそうだと思いたいんだけど………でも」