君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー
「ずっと話したかったの! 初めまして、優葉の友人の佐倉 綾子です」
「こちらこそはじめまして、瀬名 和泉です」
そう言い、二人はお互いに軽く頭を下げる。
すると綾子は和泉をマジマジと見つめた。
「近くで見ると本当にイケメン! これぞ、まさに眼福ね! あ、ついでに瀬名君に質問があるんだけど聞いてもいい?」
「? どうぞ」
「優葉のどんなところが好きなの? ていうか、いつから好きになったの?」
「ーーー!?!?」
いきなりの綾子の質問に優葉の心臓は一気に飛び出そうになった。
「ちょっ、あ、綾子! なんて質問するの!?」
「だって就活とか講義で全然、優葉と会えなくて話もまともに出来なかったじゃない!
その間に、優葉の支えになってくれた瀬名君の意見が気になるのは当然でしょ?」
「で、でもそんな恥ずかしい質問ーーー」
「………可愛くて優しいところ。 特に、丸い目が好き」
「………っ、え?」