君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー
「露店に行ってから中々戻ってこないから探してみると変な男に絡まれてるから、正直大分不快だったけど………全部どうでも良くなった」
言いながら和泉は優葉の頬を優しく包む。
「………離さない。ずっと………アンタのことは俺が離さない」
「和泉っ………」
「好きだ………優葉」
和泉は優葉に向けもう一度優しくその唇を落とす。
その甘美さが、和泉の想いがーーー、李人との記憶で埋め尽くされていた夏祭りの夜を………和泉との愛しい思い出が溢れるものへと変えていく。
夜空には変わらぬ大輪の花火が咲いていたーーー。
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和泉と優葉は、夏祭りが終わると宿泊しているホテルへと戻った。
その間2人の手はいつもよりも固く繋がれており、お互いの体温を密に感じる。
そして部屋に戻った時ーーー
「和泉っ………んっ………!」
和泉は、優葉をベッドに押し倒し、その唇を激しく奪った。