君は、近くて遠い。ーイエナイ三角関係ー
そのような優葉の反応に気が付いた和泉は、また面白そうに笑った。

「………優葉、顔真っ赤だけど?」

「っ、だ、誰のせいだとっ………」

「へぇ………、誰のせい? 教えてよ、………優葉」

そう言うと和泉は赤信号になった途端、助手席にいた優葉の耳を甘く噛んだ。

「ーーー!?!?」

「っ、ははっ」

突然のことで、更にパニックになり耳を抑える優葉に和泉は声をあげて笑った。

「なっ、笑うなんてっ………!」

「違うよ、ごめん。ただ本当にアンタが可愛くて可愛くて………いつもからかいたくなる」

「そんな、っ、んっ………」

「そして………いつも優葉に触れて、伝えたくなる。 アンタが好きだってーーー」

和泉は、優葉にそのまま唇を落とすと更に甘く優葉にそう囁いた。

< 692 / 706 >

この作品をシェア

pagetop