俺のこと好きになってよ。



「ここの公園くるのも久しぶりだなあ。
いつも通り過ぎるだけだったし。

ここね、よく小さい頃とか、怜央くんと遊んでた公園なんだー。」


「そーなんだ。」


「うん。暑いし、溶けちゃう前に食べちゃおう!」


そう言って、フタを開ける。


「はい!一個どうぞ!」


は?雪見大服は2個しかねえんだから、さすがに一個あげるとかねえだろうが。

「いつもは誰にもあげないんだよ??
貴重だもん。でも、今回は買ってくれたし、あげちゃうー。」

乃愛が雪見大服にピックを指して、俺の口の前によせてきた。

なんで、俺は乃愛に雪見大服食べさせられてんだ。

1口で食べた。


「…俺が食べさせる。」


「何そのプライド。まあいいや。あーーーー」

口を開けて待機してくる。

そんな乃愛もかわいい。

乃愛はなにしてもかわいい。

もともとかわいいのもあるけど、好きだからすげえかわいく見える。

「その顔すっげーブスいよ。」

ずっと見てたら顔が赤くなりそうになって、思ってもないこという。照れ隠し。


今も小動物みたいにもぐもぐ食ってる。

くそかわいい。



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