君の瞳にわたしが映っても(完)



尋常じゃないくらいの痛みが体を覆っている。


わたしはうっすらと瞼を開いた。


ふとあたりを見回すと、誰もいなかった。


ただわたしだけアスファルトの床に取り残されていた。


あれ、わたし…どうして、何もされていないの?
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