彼の笑顔に出逢いたい
後ろに3人はかなりきつく、どんなに頑張っても体が結城さんに密着してしまう。
緊張で心臓の音が体の外にまで漏れそう。
それにぴんっと身体は固まったまま、普通に息を吸って吐く事すら上手くできない。
考えてみたら、自転車の時もバイクの時も彼の後ろに乗せてもらった時は今よりも、もっと密着していたのに。
そんな事まで思い出してしまったから余計に。
「ふぅー……」
緊張の解けた身体から一気に力が抜けていく。
やっと大きく息を吐き出せたことで、酸欠になっていた脳に酸素が送られていく。
今は伊坂さんのアパートの前。
一人で階段も登れそうにない伊坂さんを部屋まで連れて行っている結城さん待ちだ。
しばらくして彼が急いで戻ってきた。
そう思ったのに。
「…すみません。もう少しかかりそうなので彼女だけ乗せてこのまま行ってください。」
とタクシーの運転手にお札を手渡し、申し訳なさそうに頭を下げた。
それから視線をこっちに向けた彼が「ちゃんと寮の前まで送ってもらえよ。」と言うと、私に何かを言わせる間もなくまた直ぐにアパートの方へと戻ってしまった。
緊張で心臓の音が体の外にまで漏れそう。
それにぴんっと身体は固まったまま、普通に息を吸って吐く事すら上手くできない。
考えてみたら、自転車の時もバイクの時も彼の後ろに乗せてもらった時は今よりも、もっと密着していたのに。
そんな事まで思い出してしまったから余計に。
「ふぅー……」
緊張の解けた身体から一気に力が抜けていく。
やっと大きく息を吐き出せたことで、酸欠になっていた脳に酸素が送られていく。
今は伊坂さんのアパートの前。
一人で階段も登れそうにない伊坂さんを部屋まで連れて行っている結城さん待ちだ。
しばらくして彼が急いで戻ってきた。
そう思ったのに。
「…すみません。もう少しかかりそうなので彼女だけ乗せてこのまま行ってください。」
とタクシーの運転手にお札を手渡し、申し訳なさそうに頭を下げた。
それから視線をこっちに向けた彼が「ちゃんと寮の前まで送ってもらえよ。」と言うと、私に何かを言わせる間もなくまた直ぐにアパートの方へと戻ってしまった。