彼の笑顔に出逢いたい
突然、名前を呼ばれて驚きを隠せなかった。


しかも何を言われるのだろうと、体に緊張が走ったせいで声が少し裏返った。


「は、はい?」

「そこで待ってて。」

「え…?なんで…」


そう聞くと、はぁと溜息が返ってきた。


「この前みたいな事になったら困るからな。ついでだし乗せてってやるよ。」


そう言って部屋に入っていった。


その場に残された西野さんと顔を見合わせた後、西野さんは苦笑して


「…じゃあね。花乃ちゃん。お疲れ様。」


そう言って去って行く西野さんをその場で見送った。
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