【完】無気力な幼馴染みがどうやら本気を出したみたいです。
「まあ、これもしたかったんだけど……今日のこと、ちゃんと落ち着いて話そうと思って」
今日のこと。
その言葉にドキリと胸がなる。
「ごめんね、柚月……柚月が悩んでること、分かってあげられなくて」
「……なんで彼方が頭を下げるの……謝らなきゃなのは、私の方だよ……ごめんね、いろいろと。彼方は私のことを思ってくれてたのに、私はこんな」
「だから、そんなことない。柚月は自分勝手でもないし、そう思い込んでるだけ」
「そんなことは」
「最初はそうだったかもしれない……でも俺が知ってる柚月は、思いやりがあって人のために頑張ることのできる、立派な女の子だから」
よしよしと、私の頭を撫でる。
「……ねぇ柚月。隣、いい?」
「隣?」
「よいしょっ」と声をあげながら、彼方が私の布団に入っ……ふぁっ!?