ヒヨと11人の王子サマ
「……。」
な、なんか会話をしなきゃいけないやつですよね?!ど、どうすれば…
『あ、あの、なんかすみませんでした、ホントに。』
「別に。…子供は嫌いじゃない。」
『そ、そっか。ありがとう。』
「礼を言う筋合いはねえよ。」
『いやいや、お菓子を買わなくて済んだし、荷物と由宇を持ってくれてるので…』
結局双子は寝ました。
沙弥は私に抱っこされて寝てます。
由宇も同じく…陣さんに抱っこされて寝てます。
『あ、そういえば、なんでスーパーに居たんですか?』
「…負けた。」
『……ああ。…え、何か買わなきゃいけないんですよね!?いいんですか!?』
「…アイツらならいいだろ。」
『…そういうものなんですか…』
「…二人もいた。」
『…すみません、お世話になってます…。あ、ここが私の家なのでッ!?!?』
「どこに置けばいい。」
…家の中まで来てくれるそうです…。