ヒヨと１１人の王子サマ

ｶﾞﾁｬ



｢ただい…え、AMUIETのキングがいる。なんで。｣



『…え、キングって呼ばれてるんですか？』



｢…今初めて知った。｣



｢あ、妹の茜ｱｶﾈです。まさか有名人を連れ込むとは…さすがお姉ちゃん。やっるぅ((棒読み｣



『凄く気持ちこもってないよね。ちなみに茜は中学一年です。』



｢ねーねーお姉ちゃん、氷月兄さんは？｣



『双子とお風呂。』



｢わーい。今日は一人で入れるー。…あ、錦城さんはごゆっくり。｣



｢…ああ。｣



…ああって…しばらくいるってことですよね。



｢…暇。｣



『…じゃあ手伝ってください。大丈夫、陣さんが不器用で無ければ余裕ですよ。ちなみに玉ねぎをですね。』



ゆっくりと歩いて隣に来る…そして包丁を…



｢…こうか。｣



！？



『いやいや危ないですそれ！凄く！危ないです！！！なんですかまさか料理作ったことが…！？』



｢…無え…けどやる。｣



『……えっぎゃあああだから危ないですって！左！猫の手じゃなくて完全に伸びてますよ！？指切ってもいいんですか！？』



｢……。｣



『………。すみません、じっとしてて下さい。』



ﾋﾟﾛﾛﾛﾝ♪



『電話なってますよ〜』



｢ﾁｯ｣



舌打ちですか！？！？