永久の誓いからの逃亡
「うちの会社のパンフなんか見て、何してるんですか?」

ええぇ?
な、なんでいるの?
今日は来るなんて言ってなかったじゃない!

そこには、にこっと笑う駿くんがいた。

変なところを見られてしまった。

でも、私以上に慌てふためいているのが、隣に座る先輩。

「山道さん!?

あ、や、えっと…」

ははっと笑った駿くんは、先輩の方へは行かず、私の前に立った。

え、こっち?
こっち来るの?

どうしよう!
考えてみれば、駿くんを受付するの初めてかも。

駿くんの受付は先輩、というのが暗黙の了解だから。
< 68 / 183 >

この作品をシェア

pagetop