奏でるものは 〜功介〜


夜になってもまだ、溜まり場では、春のイベントや新入生をどうするか、打ち合わせていた。


その時、昌の携帯が鳴った。


「ちょっと……」


部屋の奥のミニキッチンに行き、電話をとったらしい。


しばらくして、戻ってきた昌は、いつもとちがって、強張った表情だった。



「ごめん、俺、帰るわ。

ちょっと……用事で戻ってこいだってさ」

「あ、お疲れ〜」

「じゃあな」



昌が帰っていった。



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