戦月姫
天才技師
菜月「あ、この先目にすることは全て他言無用でお願い出来るかしら??」

部屋の前で菜月が俺に振り返って言う。

光「分かった」

菜月は俺の返事を聞いて扉を開けた。


光「っっ!!なんだこれ!?」

目の前にはたくさんの物体が浮いている。

菜月「空中浮遊のロボットよ。
今は本棚の整理をしてもらってるの。」

光「まさかこれ、菜月が作ったのか!?」

菜月「ええ、そうよ。
このロボットをよく見てみて。」

俺は1番近くにあったロボットを手にとった。

光「太陽光パネル、、、?」

菜月「ええ、そうよ。
この部屋の電気を付けておけば、その太陽光パネルで発電することが出来るでしょ??」

菜月も近くで浮いていたロボットを手にとり、撫でるように扱う。

菜月「その電力で発生したマイクロ波を使って半永久的に浮遊出来るようにしているの。」

正直、あまりよく分からないが

光「でも、浮遊ロボットの製作って違法じゃ、、、?」

菜月「ええ、そうよ。なぜだか知ってる??」

光「ああ。もしも浮遊ロボットに意志が備わったら、塀を乗り越えて攻撃してくる可能性があるからだろ?」
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