戦月姫
光「それを試験で?」

菜月「ええ。そうよ。」

光「いつからなんだ?」

菜月「何が??」

すーっとロボットが動きを止め、部屋の端にある棚の中に入っていく。

本棚の整理が終わったらしい。

光「ロボット作りだよ。
まさか最初から浮遊ロボットを作れた訳では無いだろう??」

菜月「5歳くらいからよ。
最初はお父さんのお手伝いのつもりだったの」

光「お父さん?」

菜月「お父さんは学習能力付きのロボット開発に携わってたの。」

光「え、、、!?」

菜月「そう。殺されたわ。目の前でね。」
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