あなたと同居なんてありえません!


髪の毛して、歯磨きして……。



そう考えながら、リビングを出た────。









「……どいてほしいんだけど。通れないって」





さっき、香澄さんに行ってらっしゃいと言ってもらって、家を出た。



今日は11月初めにしては、なんだか寒いなぁなんて思って出たら、七瀬玲が立っていた。



私たちの学校の制服は、かわいいと評判。



女子の制服だけが広まっているが、男子の制服もかっこいい。



そして、七瀬玲が着ると、さらにかっこよくみえる。





「陽葵ちゃん、一緒に行こうよ。 色々と話したいんだよね」





「絶対いや」





七瀬玲と一緒に行くとか、私自身無理だし、他のみんなも無理っていうだろう。



なんであんたが隣に立っているんだよ、私が隣なんだよ!ってね。



あーこわいこわい。 絶対そんなことなりたくないから。



って、拒否したはずなのに、七瀬玲は早く、と急かしてくる。





「いやって言ったはずなんだけど」





「陽葵ちゃんに拒否権なんかないよ。 早く早く」





「はあ?」





つい、口調が荒くなってしまった。



ダメだ。 七瀬玲が、拒否権なんかないよって言ったら、イケメンがいうだけでも吐き気なのに、更に上をいってしまう。





「ねぇ、陽葵ちゃん。 そんなに俺のこと嫌いなの?」
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