あなたと同居なんてありえません!


ここまで言っているのに、七瀬玲は笑っている。



なんなんだ、こいつは……。



全てノリでできていそうな奴は、嫌いだ。





「ねぇ、それだけ?」





早く七瀬玲から離れたい私は、苛立ちを隠さずに聞いた。





「まあまあ。 最後に1つだけ。 俺のどこが嫌いなの?」





「女たらしなとこ」





1秒の隙もあけずに答えた。



これこそ、〝秒〟ってやつだ。





「そっかー」





嫌いなとこ聞いてどうなるんだよって感じなんだけど。



変わってくれる気は、さらさらなさそうだし。



なんで聞いたんだろう。



なんて、質問もしたくない私は、早足で学校へと向かった。









学校の門をくぐった私は、大好きな親友を見つけた。



親友は、まだ150センチメートルもいっていないから、見つけやすい。



人混みに紛れたら、探すのにだいぶ苦労するけど。
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