あなたと同居なんてありえません!


そこからは、2人で心寿の良いところを言い合った。





『陽葵ちゃんは、心寿ちゃんのことが大好きなんだねぇ』





『はい、まぁ。 色々救われたところがあるので』





『素敵だと思うよ、2人の友情』





まさか、真昼先輩に心寿との友達関係を褒められるとは思っていなかったので、ビックリした。





『ありがとうございます。 そう言ってもらえるのは、嬉しいです』





『ふふ、友達ってやっぱり心強いよね。 さぁて、そろそろ部活に行かなきゃ怒られそう。 ごめんね、呼び止めたりして』





申し訳なさそうに眉を下げる先輩に、全力で首を横に振った。



こちらこそという感じだ。





『全然! 寧ろ、嬉しかったです。 こちらこそ、ありがとうございます。 部活、頑張ってくださいね』





『優しいね、陽葵ちゃん。 でも、ちゃんと自分の気持ちを大事にしてね。 それじゃあ、また』





片手をヒラヒラさせながら走り去っていく先輩は、可愛らしいのにカッコよくて。



やっぱり、綾の彼女さんが真昼先輩で良かったと思ったんだ。
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