お茶にしましょうか

「まあ……!」



江波くんは毒舌の彼の言う、その意味がわかっているのでしょうが、ただ無言で毒舌の彼を凝視しておられました。

私には、それは妙案だと思い、何度も大きく頷きました。



「私、それが良いです!」

「いやいや……!俺、ついさっき言いましたよね。『やりたいことは、やった方がいい』って」

「それが、私が一生をかけてしたいことです!」

「そんな……リョウさんは?」

「必ずや、両立させてみせます!」



意気込む私に、江波くんは呆気にとられてみえました。

頭を抱えた江波くんは私を見て、悩んでいるのか、考え込んでいるのでしょうか。

それでも、私は未だ架空の未来に、思いを馳せていたのです。
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