最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
理由は聞きたいからだ。

それ以外にはない。

確かめたいから、でもいい。

「ふたりしかいないんだし、いいだろ。」

「そういう・・問題じゃないのよ。」

うーん

こういうのって、普通男女反対なんじゃないか?

俺も普通の恋愛をしてきたわけじゃないから・・

あんまりよくわからないけど

「俺は好きだよ。愛してる、大和。お前の全部が欲しい。」

魂までも

「そ、そ・・そういうことを・・。」

「ずっと繋がってたい。大和の熱を感じたい。大和の重みを感じて、その嬌声を聴きながら達したい・・。」

「それは、どうかしてるからね!」

大和は此処一番の大きな声で俺の妄想の言葉を遮ると抱きしめる俺の胸を渾身の力で突き放した。
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