最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
「俺やっぱ蘭子ちゃんに連絡しよっか?」

「いやいや、それはほんとやめてください!」

マジで!
っていうか、こんなこと蘭子にまで知られたら・・・

「よく逃げなかったな!」

ハルが、堂々と仁王立ちして言った。

いや・・お前がな・・。

大麦は、嘲笑を浮かべて、私を振り返った。

「見とけよ大和。俺がどれだけお前を愛してるか・・。」

椅子に座り見届け人と同化しようと努力している私を即座にこの戦いの参加者に引き戻す。

やめてよぉぉぉぉ

「ヒューヒュー。お熱いわねぇ。」

「柳生さん、だからそれ死語ですって。」

日下部さんと柳生さんは昼間からカクテルなんか飲んでる。

すっかり楽しむ気だ・・。


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