最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
「・・、ふ、服どこにあるか知りませんか?私の服、探してるんですけど・・。」

大和は質問に答えずに目も合わせずに言う。

あー

そりゃ、そうか・・

そうなるのかもな・・

大和としては、昨日のアレは事故みたいなものなんだろう。

けど・・

俺のために女らしくして、俺のために可愛い言葉遣いで甘えてくれて・・

俺に諦めるなって言ったのは・・そっちだろ・・

俺だって、「なかったことにしたい」みたいな態度を取られると傷つくんだけど・・

「・・昨日は乱れてたな。」

せめてもの抵抗・・だな。

そう思いながら、俺は体にシーツを巻いたまま部屋の中を右往左往している大和を見やった。

大和は聞こえてるはず、なのに聞こえないふりをしているのかこちらを見向きもしない。
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