最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆
いや、そのとおりだけど

そのとおりだけど!!

「所長はなんて言ってるんですか?っていうか、もう、そういうお話ってしました?」

「・・しました。」

「したんだ!え、なんてなんて?」

大麦は・・

まさかの

恥ずかしげに照れたみたいに俯いてちらっと私を見やって言った。

『大和との子供なら何人いても良いけど・・俺、絶対親バカになるわ・・。』

と。

釣られて私も赤くなり、うん、と頷き合って

・・それからまた・・燃えるような夜を・・

「おーい、森さーん、なぁに思い出してんの?」

柳生さんの声に現実に引き戻され、私はあっと言って髪をかいた。

「あーいや・・。うん。」

「森さん、やーらし、絶対エッチなこと思い出してたんですよこれ。」
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