最後の恋愛 番外編 ☆もうひとつのストーリー☆

「あーやだ、大麦くん盗み聞きとはスケベねぇ。」

柳生さんは湯呑みからお茶を飲みくだしつつ笑って言った。

「スケベは認めるが別に盗み聞きしてたわけじゃねぇよ。っていうか、ほんと大和で遊ぶのやめてくれるか？」

・・やっぱ遊ばれてるんだ・・w

「失礼ねぇ、遊んでるわけじゃないわよ。このスケコマシさんなら隠し子の一人や二人いてもおかしくないんじゃないかって、ただの妄想、女の子の世間話でしょ。」

・・

女の子って歳か・・

って目で大麦が柳生さんを見てる。

まぁ、口に出して言わないだけマシか・・。

「とにかく、俺はもう今は大和に一途だから。」

「そ、そういうことを会社で・・。」

私は若干赤くなり給湯室の一番奥の壁を見つめた。