お前だけが欲しくて


何回も繰り返される


頭がおかしくなりそうだ


悔しい悔しい悔しい!


それでも反応するからだ

でも絶対に名前は呼んであげない



しばらくすると


「クソっ、陽斗って呼べよ……啼けよ!………俺を欲しいって言えよ!

どうしてこんなに俺だけが……」


そう言って、辛そうに顔を歪めながら、怒りに任せるように私を突き上げた

私は一気に上り詰めて気を失った


今日は、それだけでは終わらないで、何度も起こされて抱かれた


多分二日間くらい、抱かれている


もう体が限界を越えてしばらく経ったころ、ようやく宮園も私と一緒に意識をとばした






次の日起きると体がとても怠かった

でも、宮園は私を抱き締めながらまだ眠っていたから、怠い体に鞭打って自分の家に帰った


宮園に梨子の仕返しはできたけど、とても悔しくて、私はこの事を忘れることにした














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