お前だけが欲しくて


上り詰めて息も整っていない私の中で、宮園は動き始めた


「陽斗って呼べ」


「いっ…や……!」


また直ぐにイキそうになる私

すると急に宮園の動きが止まる


「陽斗って呼ばないとイカせてやんねぇ」


どこも行き場のない熱がくすぶる


「呼ば…ない」


また動き出す宮園

私がイキそうになると動きを止める




「やめ…て」




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