支配人との恋(仮)
由奈ちゃんと爽は、チーズを食べさせあい、カップルかと突っ込みたくなる。
颯太は小夜ちゃんの後ろの背もたれに腕をのせ、小夜ちゃんも何ともないように飲んでおり、これまた熟年カップルのような雰囲気。
周りから見たら異様なテーブルだろうなー。
ふと、花音ちゃんを見ると、少しピンクになった顔でへらっと笑う。
やば。
かわいすぎだろ。
今のは鼻血もんだ。
「幸人さん、浴衣かっこいいですね。」
花音ちゃんはニンマリ笑いながら、俺の胸元を触る。
「えっ!花音ちゃん⁉︎」