君との距離5cm
その言葉に一瞬世界が止まった気がした
頭が真っ白になって、
上手く理解が出来ない
「いつからかはわかんねーけど、
お前の事知ってくうちにだんだん気になってって、ほっとけなくなった」
「…かい、り…」
「神咲の事で悩んで悲しい思いするくらいなら俺がお前を笑顔にさせたい」
海里が私を好き…?
私があおを想う気持ちと同じ様に…?
だとしたら私、、
「ソフレの事も俺がなりたいからそうしたい。だからお前は何も悪くねーし、何も気にしなくていい」
やめて……やめてよ……、、
そんな顔しないで……
どうして私は皆にそんな顔しかさせてあげれないの?
お父さんにも…お母さんにも……
伊織も長谷川くんも、海里も、
あおも………
どうして笑顔にさせてあげれないの?
私はこんなにもたくさん笑顔を貰ってるのに、貰ってばっかで……
「私の…添い寝フレンド、よろしくお願いします…」
私のその言葉で、笑顔になるのやめてよ…
方向がどんどんズレていってる気がするけど、私にはこれが精一杯で
他の方法なんて分からない。
私は本当に最低だ。