嫌いになるその日まで。
新学期

クラス替え

クラス替え それはいつになっても緊張する。
そう今、手渡されたクラス替え表を握り締めている最中。
閉じてた目を少しずつ開けていく。
ドキドキしながら、私は自分の名前を探す。
「「あった」」
誰かとハモったと思ったら隣で一緒に表を見ていた親友・瑠唯の声だった。
「「違うね...」」
また、ハモった。
何かと瑠唯とは気が合いよくハモる。
そんな事でもやっぱし嬉しい。
瑠唯には言わないけど。
「瑠唯は3組?」
「そそ。空は4組でしょ?」
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