ドクターと甘い恋
はるくんの言葉にいち早く反応する。

今日やるなんて聞いてない!!


「うん、昨日から陽向先生が何回も言ってるし、今日の朝も伝えたでしょうが。

陽向先生待ってるんだからいくよ?」



「え…」




サーっと顔から血の気が引く。


むりだ、絶対むり。




「やだよーはるくん…」


「がんばろ、大丈夫。みんないる。」




手を握ってくれるはるくんに少し勇気をもらったところで、わたしはベッドから立ち上がった。



そのとき、視界がぐわんっと思いっきり揺れ、



ーーバタンッ。



気がついたら、頬に当たったのは冷たい床の感触。



< 126 / 140 >

この作品をシェア

pagetop