湖都子のポエム8
秘めた恋心
あなたを想い続けて
こじれにこじれた恋の行方は……
ずっと一緒で
あなたも好きだって思ってると思ってた
だけど違っていたんだ
私はずっとあなたが好きだった
バカだなって思うけど
昔からあなたは私のものだと思ってた
それなのにあなたが付き合ったのは……
私じゃなかった
どうやってあなたを諦めたらいいかわからない……よ
あなたへの秘めた恋心……
_________________________________________
理沙、高校1年。
マル、美月、俊一の水泳仲間の理沙
小さいときから、水泳で一緒だった仲間。美月と俊一が付き合い始めた。私はずっとマルが好きだった。
ずっと、マルも同じ気持ちだと思ってたのに、私の好きとマルの好きは違った。一緒じゃなかった。私の一方的な想いで、マルは私に特別な感情は持ってなかったんだね……
バカだなって思うけど、ただの幼なじみよりは近いと思ってたんだ。マル、私のこと好きなんでしょ?「なんで言葉にしてくれないのよ……」って思ってた。だけど、関係はずっと変わらなかった。
中学を卒業した後の春休み、マルに彼女ができたと聞いた。イヤだ……っ、信じられなかった。信じたくなかった。だけど、それから、3人に会うことはなくなった。