湖都子のポエム8
いくつかの失恋をして……あきらめることを……
あなたが人気があるんだって気付いた

私の代わりなんていくらでもいるんだね

これまでの幸せな日々が足元から崩れた瞬間

いつか終わりがくるなら早いうちに……
_________________________________________
ヒロと同じ時間を過ごす。

告白されて、もう一度付き合い始めた。ヒロは好きって言ってくれるけど、素直になれなかった。

「弘人と別れてくれない?」
「なんで、そんなことを言われないといけないの?」
「あんたが絶対に別れないって言ってんでしょ?」
「私、そんなこと言ってない」
「だったら、別れなさいよ。もう、この子と弘人と付き合い始めてんだから……」
「え……」
「でも、彼女が別れてくれないから……」って、泣き出した。
「ヒロが、あなたを好きなら……」
「別れてくれるの?」

「奈緖は、俺がそいつと付き合ってもいいの?」
ヒロが、やってきた。

「彼女も、こう言ってるし、いいじゃない……これで2人で付き合えば……」
「俺はそいつと付き合ってないし……」
「嘘言ってんじゃないわよ。彼女が絶対に別れないって言ってるから、浮気したんでしょ?」
「そいつから告白さるたけど、奈緖と付き合ってるからって、断ったし。二番目でもいいから付き合ってはしいって言われたのも、断った。絶対に別れないって言ったのも、俺だ。ふざかたことさてんじゃなーぞ。」
「どういうことなの?」
「だって、絶対に別れないって言うから、別れさせればつきあってくれると……」
「2度と俺達の前に現れるな。」
走り去る2人……




< 74 / 117 >

この作品をシェア

pagetop