フレーム
隼人に
詳しいことはまた話すと伝えてから、
再び監督の車に乗り込む。
俺の肩にもたれかかる環奈の手首についている
何かに押さえつけられたようなあざと
首筋についている赤い跡。
キスマーク、としか考えられねぇ。
監督いるから冷静にしてるけど、
本当は気がおかしくなりそうなくらい
ムシャクシャしている。
そして、刹那
「…太一、君……」
そう、か細い声で名前を呼ばれた。
…起きて、ないよな。
寝言で俺が、呼ばれた?
なんで、俺?