僕の天使 ~君が教えてくれた恋心~
「ひまりが木伏とのことを話してくれたあの日、あたしは静かに聞いてただけだったけど、
6ヵ月が経ってひまりも少し気持ちの整理がついているであろう今、あたしはひまりに言いたいことがある」
「……?」
そこまで言うと、アキは1つ、深呼吸をする。
そして、大きな声で続けた。
「バッカじゃないか!?
何が、薫くんと話せる人間じゃなかった、だ!!
何が、私には手の届かない人だった、だ!!
勝手に自分の中で決めつけて、完結させてんじゃねぇ!!
たまたま夏休みに会ったのが自分で、たまたま仲良くなったのが自分で、何が悪い!?
今まで、話すことも出来なかった相手なんだ!
折角掴んだチャンスを離さないで何が悪い!?
勝手に遠くに感じて、勝手にいなくなろうとしてんじゃねぇ!!」