暗闇の中の少女
この学校にいる人で私が記憶喪失の事知ってるのは速斗と弥生だけ。



弥生は…言わないだろうし……。



残ってるのは…速斗だけ…。



「…あの時…信じてやれなくて…ごめんな……。って…記憶ないんだっけ……」



寂しげに呟く時雨



私は…時雨の口から驚く事ばかり出てきて言葉が出ない



『……っ……』



代わりに目から出てきた生暖かいモノ



私のそれを見て時雨が焦る



「ホント、謝ってもすむ事じゃないって分かってる…っ!」



必死過ぎて面白い




でも…それよりも…なにより…嬉しかった……



『……ありがと…』


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