暗闇の中の少女
「…っ…?っ……なんで…ありがとう…なんだよ??お前は…俺の事罵って怒っても良い立場なんだぞ?」



フルフルと首を横に振る



『…信じてくれた……っ……』



目を見開いてはっとしたように



「……っ…!ごめん……ごめんな……」



そう繰り返す



『……もぅ……いいの…。私も悪い所があったんだろうし……』



「そんな事…!」



『いいよ……もう、過ぎた事どうこう言ってたってしょうがないから…。でも…ありがと……。嬉しかった』



「…やっぱり…優しすぎだ…お前は……」



ぼそっと呟かれた声は聞き取れなかったけど……


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