王子達のお世話係
つい思った事を口にしていて、ふと背の高いイケメンさんをみると、目を見開いていた。




あ！
やばい・・なんかついでしゃばった事をしゃべってしまった・・!!

「あ・・あの、
でしゃばった事を言ってしまって・・
不快になってしまったらごめんなさい、、」

「ええ!?いや、そんなことないよ!?
ただ、なんか、優しいなあって思って!」

「優しいなんて、そんなことないですよ。」

「えーー？そうかな？
あんな態度とられたら普通はムカつくよ!!
でも、ちゃんと君は受け入れてくれた、理由も聞いてないのに。」

背の高いイケメンさんはニコニコしながら私の手を握った。

「あいつらは認めないって言ってるけど、俺は君がマネージャーになるのに賛成だよ。
俺は湊崎颯人。
これから三ヶ月よろしくね!」

「はい！よろしくお願いします！」

ここに来て初めて自分の居場所を見つけた気がして
凄くうれしくて、思わず颯人さんの手を握り返していた。

「あ、今、笑った!」

「私も人間なので普通に笑いますよ!」

「あはは、確かに笑笑」

なんか、颯人さんとは仲良くなれそうだな
そう思うと、嬉しくなった。













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