支社長は取り扱い要注意!
大橋さんはすでに向かったと言うことなので、わたしは平野さんと一緒に『こっこ』に向かって歩いていた。
会場である串カツ屋『こっこ』は、本当に会社の近くにあった。
昼休みはお弁当、仕事が終わったらいつも直帰が当たり前だったので、会社の近くにこんなお店があるなんて知らなかった。
カラカラと平野さんが引き戸を開けると、
「いらっしゃいませー」
店員がわたしたちを迎えてくれた。
「お客様、2名様でよろしいでしょうか?」
そう声をかけた店員に、
「渡辺の予約です」
平野さんが答えた。
渡辺さんって、誰だっけ?
そう思ったのは一瞬だけで、今回の歓迎会の幹事の名前だったことを思い出した。
「渡辺様のご予約ですね、2階席にご案内します」
店員はそう言ってわたしたちに笑いかけた後、案内をした。
会場である串カツ屋『こっこ』は、本当に会社の近くにあった。
昼休みはお弁当、仕事が終わったらいつも直帰が当たり前だったので、会社の近くにこんなお店があるなんて知らなかった。
カラカラと平野さんが引き戸を開けると、
「いらっしゃいませー」
店員がわたしたちを迎えてくれた。
「お客様、2名様でよろしいでしょうか?」
そう声をかけた店員に、
「渡辺の予約です」
平野さんが答えた。
渡辺さんって、誰だっけ?
そう思ったのは一瞬だけで、今回の歓迎会の幹事の名前だったことを思い出した。
「渡辺様のご予約ですね、2階席にご案内します」
店員はそう言ってわたしたちに笑いかけた後、案内をした。