「先輩、甘えるってなんですか?」
「でわでわー、幼なじみで過ごすクリスマスイブにかんぱーい!!」




カチャンとグラスの音が鳴る。




「んっ!これ美味しい!!」




「それ、私のオススメなんだよ。」




「マジだ。上手いな。」




「じゃあこれ私もう一個食べる!!」




「はぁ!?お前さっきも食っただろーが!!」




「妹に優しくしないとダメだよー。お兄ちゃん!」





「こういう時だけじゃんか!」





わいわい?がやがや?




分からないけど、とっても楽しい。




やっぱり、ふたりがいてくれて良かったなー。




最高のクリスマスイブになった。




あんなにたくさんあった食べ物も今はもうすっからかん。




「ケーキ持って来るから待っててね。」




「ケーキあんの?」




鳳駕が聞く。




「うん。鳳駕も食べる?」




「おぉ。」



冷蔵庫から箱を取り出して、中をそっと開ける。




綺麗なショートケーキ。





上にサンタクロースが乗ってて一目惚れした。




ケーキ用ナイフを探していると、




「ほら。俺が切るよ。」




と言って私の横に来る。




「ありがと。」




綺麗に三等分に切られれていく。




でも、私はナイフを持つ鳳駕のゴツゴツした手に自然と目がいっていた。




私だんだん変な人になってきちゃった。






< 141 / 191 >

この作品をシェア

pagetop