愛があればなんとやら
『お前どーした?急に電話なんて。』

「ねぇ、教えて欲しいことがあんだけど」

『いいけど、なんだよ?』

「しゅんちゃんってさ、
私と同じ学校?」

『あーそーだったな
再会できたのか?』

再会?そんな軽いもんじゃないわ!

「なんで言ってくれなかったの!?」

『だってしゅんが言うなってー
つかさ、しゅん、
めっちゃかっこよくなってただろ!?』

「身長は伸びてるわ、
眼鏡からコンタクトにするわ、
髪の毛はなんかセットしてるわで
気づく余地ないんだけど!」

『俺もイメチェンした後のしゅんに
会ったときはびっくりしたわー』

「ってそんなこと話してる場合じゃないの!
バイバイ!」

『はいはーい』
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