愛があればなんとやら
「あ、思い出した。」

「え!どーやった!?」

「私、卒業式の後に
同じような内容でフラれて、その後
泣き崩れちゃったんだよね。
だけどその時に近寄ってきて
私の肩を抱いて私よりも
泣いてくれた人がいた…!」

わかった…

山田くんは…

「優梨!?
どこいくの!?」

「ちょっとごめん!」

私は教室を出て電話をかける。

相手は…横田悠。

私の元彼兼幼なじみ。
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