僕らの空

その日の部活で俺は倒れた。

いきなり息苦しくなり、地面が歪んで…


「…ん?」

意識が戻ると隣に隆也が座っていて、みんなは部活をやっていた。

「あ、目覚めた?」
「あれ?俺…あ、倒れた?」

クスっと笑って隆也はグランドの方に向き直る。

「つーかお前はどうしたの?」
「俺は鼻血。さっき笙ちゃん先輩のヘッドが直撃したんだ。笑」

意外と間抜けだな!笑

「そぉ言えば…さっきありがとな?」

起き上がって言った。

「もぉ戻るの?もぉちょっと休んだ方がいいよ。」

立ち上がるとめまいがした。
隆也の言う通り、もぉちょっとだけ休むことにした。
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